育毛・発毛つうしん
通常、ハゲや薄毛、脱毛症は複数の要素が原因となっており、育毛・発毛を成功させるには、それらを見落とさずに改善していくことが重要となります。
これまで色々な育毛剤を使ってきたけれど、どれも効果はイマイチだったという方は、まだ見落としていることがあるのかもしれません。
現在、全ての人に効く育毛剤や発毛剤は存在しませんが、以前と比べ、発毛メカニズムに基づいた良い製品が増えてきています。そして実際に発毛を成功させている人もいます。
しかし、育毛剤や発毛剤に頼る局所的な育毛法では限界があるということも知っておかなければなりません。
例えば、頭皮の血行を改善する育毛剤を使っても、肩こりやドロドロ血液などで血流が滞っていれば、充分な栄養を髪の毛に届けることはできません。
医師の話によると、いま話題の発毛薬プロペシアも食生活や生活習慣などによって効果に差が出るそうです。
自分に合った良い育毛剤を選ぶことも重要ですが、それらの育毛・発毛効果を最大限に生かすには、毎日の生活習慣やヘアケアのしかたなどを総合的に見直すことが必要です。
育毛や発毛に必要なこと
育毛・発毛を成功させるために最低限必要なことが3つあります。
【頭皮の状態を正常に保つ】
皮膚炎や湿疹などで頭皮が荒れると、毛髪の成長が阻害されます。
パラパラと落ちるフケや、皮脂でベタついた頭皮も危険信号です。
皮脂は、酸化すると頭皮や毛根にダメージを与えたり、細菌の繁殖をまねいたりします。それらを防ぐには毎日きちんと洗髪することが大切です。
ただし、洗浄力の強すぎるシャンプー剤を使って皮脂を取りすぎると、足りなくなった分を補おうとして、頭皮が過剰に皮脂を分泌するようになります。
詳しくは「育毛とシャンプーの関係」と「シャンプー選び」のページをご覧ください。
【正しく栄養を摂る】
髪をつくるには充分な栄養が必要です。
髪の素となる必須アミノ酸、そのアミノ酸を細胞活性に必要なエネルギーへと変換させるビタミンB群、髪の主成分ケラチンの合成に不可欠な亜鉛など、様々な栄養素が発毛にかかわっています。
皮脂の分泌を抑える栄養素や、頭皮の細胞分裂を正常化してフケを減らす栄養素もあります。 育毛発毛に必要な栄養素
最近は育毛サプリメントや飲む育毛剤が注目を浴びています。
育毛成分や栄養素の補給が効率良く行える上に、飲むだけなので継続も容易です。
カプサイシン+イソフラボン
パルテノライド
【栄養を毛母細胞に届ける】
食事やサプリメントで摂った栄養を毛母細胞へ運ぶのは血液です。
育毛剤や頭皮マッサージで血流を良くしても、からだ全体の血流が良くないと充分な血液はまわって来ません。
睡眠中は血管が拡張し、多くの栄養を毛母細胞に運びます。
しっかりとした太い毛を発毛させるためには、とても大切な時間です。
詳しくは「生活習慣を見直す」をご覧ください。
有酸素運動は心肺機能を高めます。
血液を全身に送り出す機能を高め、頭皮の新陳代謝を活発にしましょう。
髪に良い運動のしかたをご覧ください。
※男性型脱毛症(生え際の後退や頭頂部の薄毛)の方は、これらに加え、男性ホルモンDHTの産生を抑制する育毛剤の使用も考慮しましょう。
プロペシア (飲む発毛薬)
カプサイシン+イソフラボン+プロペシア (9割の男性に効果があった新発毛法)