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髪の基礎知識

髪の毛の成長のしくみ

髪の毛はケラチンというタンパク質で構成されています。
頭皮から出ている部分を「毛幹」、頭皮の下にある部分を「毛根」といいます。

毛根の先のふくらんだ部分が「毛球」で、その内側に「毛乳頭」があります。毛乳頭は、毛細血管を通ってきた血液中の栄養分を「毛母細胞」に与えます。

栄養分を受け取った毛母細胞は細胞分裂を繰り返し、増殖して上に押し上げられ、毛幹として頭皮に姿を現します。


毛幹の構造

毛幹は、海苔巻きのように三つの層から成り立っており、内側から、毛髄質(メデュラ)、毛皮質(コルテックス)、毛小皮(キューティクル)と呼ばれています。

毛髄質(メデュラ)は毛幹の中心で、細胞と共に空気をたくさん含んでいます。うぶ毛などの細くやわらかい毛には毛髄質がほとんど無いものもあります。

毛皮質(コルテックス)は毛幹の大部分を占める部分です。 メラニン色素を含んだ繊維状の細胞が寄り集まってできています。 このメラニン色素の量で、髪の毛の色が決まります。また、ヘアカラー・パーマ・ブリーチ(脱色)などが作用する箇所です。

毛小皮(キューティクル)は髪の毛の一番外側の部分です。 数層からなっており、魚のウロコのように重なり合って毛の内部を保護しています。

水分不足や摩擦などでキューティクルがはがれると、内部の繊維細胞をまとめきれなくなって、枝毛や切れ毛、髪のパサつきの原因になります。


ヘアサイクル

髪の毛には寿命がありますが、抜け落ちても同じ毛穴から新しい毛が生えてきます。この髪の毛の生まれ変わりをヘアサイクル(毛周期)といいます。

成長期→退行期→休止期、そして再び成長期へと移ります。

成長期は毛母細胞が分裂を繰り返し、髪の毛が成長する期間です。 男性の場合は通常2〜6年、女性の場合は通常4〜7年続きます。髪全体の約85〜90%を占めています。

退行期には毛球が縮小して毛母細胞の分裂が衰えます。 毛乳頭と毛母が分離し、毛根は頭皮の浅いところへ移動します。
この期間は約2〜3週間で、髪全体の1%程度がこの状態です。

休止期には毛母細胞の活動が完全に止まり、やがて自然に抜け落ちます。毛根は頭皮の浅いところにあり、ブラッシングやシャンプーなどでも比較的簡単に抜けます。
正常な人でも1日に50〜100本は抜けるといわれています。
休止期は2〜3ヶ月で、髪全体の10〜15%程度がこの状態です。

ヘアサイクルが乱れると成長期が短くなり、髪の毛が成長しきる前に抜けてしまいます。 これを防ぐには、髪の毛の成長を阻害する要素を減らし、毛母細胞に豊富な栄養を送り続けることが必要になります。

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