飲む発毛薬プロペシアの基礎知識。プロペシアの効果と副作用の情報。

プロペシア(フィナステリド)

プロペシアとは?

プロペシアは米国メルク社が開発した飲む発毛剤です。
1997年にFDA(米国食品医薬品局)に認可され、既に世界60カ国以上で承認されています。

日本でも2005年10月11日に万有製薬が厚生労働省の輸入承認を取得しました。

プロペシアの成分であるフィナステリド(フィナステライド)は、もともとプロスカーという商標名で前立腺肥大の治療薬として使用されていましたが、服用の副作用として異常発毛がみられたため、発毛剤として転用されました。


プロペシアの効果

男性型脱毛症は、ジヒドロテストステロン(DHT)が髪の成長を阻害することが主な原因だと言われています。

DHTは5αリダクターゼという変換酵素によって作られるのですが、フィナステリドはこの変換酵素の作用を妨げて、DHTの産生を抑制します。

国内の臨床試験では、
プロペシア0.2mgの1年間投与で
軽度改善以上が54%、不変が41%、抜け毛進行が5%
プロペシア1mgの1年間投与では
軽度改善以上が58%、不変が40%、抜け毛進行が2%
という結果になりました。

フィナステリドは服用後ただちにDHTの産生を抑制し始めますが、毛髪はゆっくりと成長するため、効果が目に見えるようになるには早い人で3ヶ月、通常は6ヶ月程度かかるそうです。

また、効果を持続させるためには継続的に服用することが必要です。
服用を中止すると、プロペシア(フィナステリド)によって増えた毛髪は1年以内に失われてしまいます。


プロペシアの副作用

気になる副作用ですが、性欲減退、勃起機能不全、射精障害、精液量減少、睾丸痛、排尿障害、頻尿、頭痛、腹痛、下痢等が報告されています。

これらの副作用は、プロペシアの服用を中止すれば無くなります。
萬有製薬によると、国内承認時における副作用発現率は4%(276例中11例)だったとのことです。

また、プロペシアは女性や未成年者が服用してはいけません。
特に、妊娠中か、その可能性のある女性は、砕けたり割れたりしたプロペシアの錠剤をさわってもいけません。
胎児の生殖器に異常を起こすおそれがあります。


プロペシアの購入方法

プロペシアは全国の皮膚科などの医療機関を通して販売され、購入には医師の診断・処方箋が必要となります。
また、薬価基準未収載薬のため保険給付の対象とはなりません。
全額患者負担となります。

参考処方価格はプロペシア錠0.2mg、1mgともに1錠あたり250円(税抜き)と設定されており、この他に診察料・調剤料なども負担することになります。(薬剤費を含む各種費用の料金は医療機関・調剤薬局ごとに設定されます。)

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